内容(「BOOK」データベースより)
世界の男女平等趨勢に照らして、不公正と言うべき日本の労働・生活・政策のジェンダー・バイアス。日独比較を通して変革のために何が必要かを説く。
出版社からのコメント
変容する男性社会
世界の男女平等・時短の趨勢に照らして日本人の女性観・労働観は変容を迫られている。日本型男性社会を支える構造の基軸にジェンダーバイアスがあることを看破し,その歪みの実態をドイツと比較しながら労働をめぐるあらゆる側面から炙り出す。
抜粋
「取引先」や「上司」や「同僚」など、「部下」でもなく、いわんや「お茶くみ」でも「職場の花」でもない女性と職場で接する男性が、日本以外の社会、とくに欧米では急増してきたのにたいして、日本ではまだまだニュースになるような事態である。そして、、当該国の国籍や永住圏をもたずに不安定な条件で働く「外国人」とどう共生・協働するかが、四〇年近く在日の韓国・朝鮮人および中国人の存在を無視しつづけたすえに、ようやく意識にのぼりつつある。男と女、老若、文化的多数派と少数派などの社会的関係にかんする真の反省が、遅ればせながらまさに始まりつつあるのが、今日の日本の状況であるといえよう。(「はしがき」より)



