労働問題

日本の雇用--ほんとうは何が問題なのか (講談社現代新書): 大久保 幸夫: 本

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日本の雇用--ほんとうは何が問題なのか (講談社現代新書)

日本の雇用--ほんとうは何が問題なのか (講談社現代新書)

内容紹介

正社員2人に1人が不安を感じている。不況だからだけではない。 ミドル社員危機。正社員中心の組織の制度疲労。個人の孤立……。 企業の本音を知る第一人者が、問題の真実を説く。

内容(「BOOK」データベースより)

正社員の2人に1人が不安を感じている。景気の悪化。会社への不信。ミドル・シニア社員問題。もはや非正社員3割超なのに正社員中心の組織の制度疲労。そして働くひとりひとりの孤立…。現場を知る第一人者が語る真実。

著者について

リクルートワークス研究所・所長。1961年生まれ。1983年、一橋大学経済学部卒業。同年リクルート入社。人材総合サービス事業部企画室長、地域活性事業部長などを経て、1999年にリクルートワークス研究所を立ち上げ、所長に就任、現在に至る。専門は人材マネジメント、労働政策、キャリア論。著書に『キャリアデザイン入門(基礎力編・専門力編)』(ともに日経文庫)、編著に『正社員時代の終焉』(日経BP社)、『新卒無業。』(東洋経済新報社)などがある。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

大久保 幸夫
1961年生まれ。1983年、一橋大学経済学部卒業。同年リクルート入社。人材総合サービス事業部企画室長、地域活性事業部長などを経て、1999年にリクルートワークス研究所を立ち上げ、所長に就任。専門は人材マネジメント、労働政策、キャリア論。一橋大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

About this Title

●いまや課長級の80%、部長級の60%はプレイングマネジャーである。個人業績も追いかけているため、自分の成果をあげることに精一杯で、部下の育成や支援に手がまわらない。同じチームのメンバーもお互いにライバル同士であり、教え合いや助け合いという風土も失われ、殺伐とした職場に変わっていってしまった。(第1章「日本の雇用はなぜこうなったのか」より)

●ミドル年齢以降は、見通しが立たない。昇給も止まる。昇進も徐々にポスト不足になってきて、若手の抜擢もはじまり、頭打ちという状況が見えてくる。一方、定年退職年齢は65歳になっていこうとしている。定年までの20余年をどのような展望のもとに生きていけばよいのかわからなくなっているのではないだろうか。
キャリアはこれまで、企業側が適切に考えてくれた。ところが突然ゲームのルールが変わったかのように、自己責任で考えよ、ということになり、会社側も昇進させられないミドルをどう処遇していけばよいのか、実は迷っているのである。(第5章「残された課題」より)

目次

はじめに 2人に1人が持つ雇用不安/
第1章 日本の雇用はなぜこうなったのか/
・この10年で何が起こったのか
・長い歴史のなかで「いま」を考える
・雇用構造の三層化と雇用調整の現実/
第2章 日本の雇用対策に関する3つの不思議/
・なぜ直接雇用を創り出そうとするのか
・なぜ「ワークシェアリング」にこだわるのか
・ほんとうに「新卒氷河期」なのか/
第3章 この雇用不安のなかでどう働いていくのか/
・いま企業にできること、やってはいけないこと
・職場のマネジャーは何を求められているのか
・じぶんのキャリア・リスクと向き合う/
第4章 雇用対策の3本柱を正しく理解する/
雇用保険にできること、できないこと
職業訓練、これからの課題
・雇用調整助成金、どこまでやるか/
第5章 残された雇用の課題/
・正規社員と非正規社員の格差問題
・ミドルとシニアこそが問題だ
・派遣について考えなければならないこと/
おわりに 私的セーフティネット構築のすすめ