出版社/著者からの内容紹介
賃金カット、
いじめ、パワハラ、
解雇、社長の気まぐれ etc.
弁護士が見聞した、現代の労働現場の驚くべき実態。
「こんな社会」で生きるために、今、何が必要か。
その、具体的な取り組みを紹介する。
◎ 内容紹介
私は、労働者の側に立って労働事件を取り扱う弁護士として、
数多くの「人が壊れてゆく職場」の実態を見聞してきた。
「人が壊れてゆく職場」とは、
法の定める権利が無視されている職場であると同時に、
労働者の生活ばかりか人格をも大切にせず、
これらを蹂躙する職場をイメージして使っている。(「はじめに」より)
現代の労働者の困窮は、働く権利の問題だけではなく、
「貧困」という生活全体の困窮の問題に広がり始めている。
本書は、実際に起きた事件から、
「法令を守らない使用者」と「立場の弱い労働者」にスポットを当て、
格差、ワーキング・プア、貧困問題に風穴をあける取り組みを紹介する。
◎ 目 次
はじめに
第一章 管理職と残業代 ---- マクドナルド判決に続け
第二章 給与の一方的減額は可能か? ---- 契約法の大原則
第三章 いじめとパワハラ ---- 現代日本社会の病巣
第四章 解雇とは? ---- 実は難しい判断
第五章 日本版「依頼人」 ---- ワーキング・プアの「雇い止め」
第六章 女性一人の訴え ---- 増える企業の「ユーザー感覚」
第七章 労働組合って何? ---- 団結の力を知る
第八章 アルバイトでも、パートでも ---- 一人一人の働く権利
終 章 貧困から抜け出すために ---- 法の定める権利の実現
おわりに
◎ プロフィール
笹山尚人(ささやまなおと)
一九七〇年北海道札幌市生まれ。一九九四年中央大学法学部卒業。
二〇〇〇年弁護士登録。第二東京弁護士会会員。東京法律事務所所属。
弁護士登録以来、「ヨドバシカメラ事件」など、
青年労働者、非正規雇用労働者の権利問題を中心に事件を担当している。
共著に、『仕事の悩み解決しよう!』(新日本出版社
)、
『フリーターの法律相談室』(平凡社新書)、
『中学 高校『働くルール』の学習』(きょういくネット)、
監修に『しごとダイアリー』(合同出版)などがある。
◎ 帯ウラ
今、労働者一人一人が考えなければならないこと
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「こんな社会」になってしまったことに、
労働者の側に責任はない。
しかし、「こんな社会」で働いて生きていく以上、
自分の心身を守り、自分や家族の生活を豊かなものにしていくことは、
自分で考え実践しなければならないこともまた確かだ。(本文より抜粋)



