内容紹介
まっとうな社会へ、私たちに何ができるのか。「自己責任」という名の下に、働いても苦しい生活を強いられ、希望さえ見失う現実が広がっている。支援活動にもとづく鋭い問題提起を行ってきた湯浅誠氏が、若者たちへ語りかけ、金子勝氏と対談で論点をえぐり出す。
内容(「BOOK」データベースより)
まっとうな社会へ、私たちに何ができるのか。湯浅誠氏が、若者たちへ語りかけ、金子勝氏との対談で論点をえぐり出す。

はじめに 高端正幸
1 生きること、働くこと、そしてつながること
〈講演〉湯浅 誠
・ある派遣労働者
・座れなかった人ではなく椅子の数に注目する
・中間層がやせ細り、貧困層と富裕層が増える社会
・落ちる穴が広がっている
・お互いがお互いを下げ合うような構造
・変えていくほうに動こう
2 若者へのメッセージ
〈対話〉湯浅 誠・学生
・他人を「巻き込む」ということ
・人を支えるということ
・政策に必要なこと
・貧困と不登校に共通の底部
・自分にできることから始めよう
・支援の現場で
・働く人の状態が社会全体に反映される
3 「社会の貧困」を打破する
〈対談〉湯浅 誠・金子 勝
・派遣村で変わったこと、変わらないこと
・拡充しないセーフティーネット
・みんな派遣労働の本当の姿を見ていない
・薄い氷の上を歩いてきた日本経済
・生活が出てこない労働論
・働くことの誇り、技能の社会的評価
・苦しい中でビジョンを示す
・運動がつながっていくこと
あとがき 大高研道